■中国山東省における弊社の合資会社―――青島高橋物産有限公司

 合資相手の青島農發緑色食品有限公司は山東省で生産される野菜を生鮮、冷凍、塩漬、乾燥といった様々な形態に加工し、約30品目を国内向け、国外向けに販売する民営企業であり、1996年設立された。2002年5月、弊社は注資し、先進設備を提供する形態で合資会社を設立された。現在でも当地最大の合資会社である。既にHACCP認定を受けており、主な品目は以下のとおり。

 @生鮮  にんじん、たまねぎ、大根、しょうが、里芋、ニンニク

 A冷凍  ほうれんそう、里芋、にんじん、ピーマン、アスパラ

 B塩漬  なす、ニンニク

 C乾燥  ねぎ、ニンニク

 当社の周囲には約3000haの野菜生産地が見渡す限り広がる、従業員は480人、2001年決算期約800万元(約1.15億円)の輸出を行い、その7割はオーストラリア、ニュージーランド、韓国など
向けである。今後は合資会社を設立し、日本市場の拡大を目指している。


国の国土総面積は、日本の約26倍の960百万haで、そのうち約1割の95百万ha(1996年)が耕地として利用されています(日本国土総面積の約19倍)。また、農産物の播種面積は156百万ha(1999年)で、耕地利用率(播種面積÷耕地面積)は約160%と高水準です(日本:95.3%)。
 山東省は黄河下流域の華北平原の東部に位置し、人口約8689万人、漢族・回族・満州族などが居住します。省都は濟南です。
 総面積は1567万ha(全国の1.6%・日本の国土の41%)で、このうち平野や平原がその約5割弱を占める約715ha、耕地面積が約683ha(日本の国土の18%)となっています。省の西部には華北平原が広がり、黄河の沖積平野や三角州など、広大な平原・平野を有しています。こうした地勢から全体的に地味が豊かで古くから中国を代表する一大農業地域として、さらにカリフォルニアやウクライナと並ぶ世界の三大野菜生産地域として知られています 。

 山東省の野菜生産は、1995年の作付面積が86万ha、生産量が3690万tでしたが、1999年には作付面積が148万ha、生産量が6407万tと、4年間でそれぞれ72%、74%と大幅に増加しています。省内の野菜作付けの状況は(表1)、(図1)のとおりで、維坊市・臨沂市・渮澤市・濟寧市・濟南市・青島市などが山東省における主要野菜産地となっています。
 山東省は黄河流域に位置し、野菜栽培が早くから始まった地域と言われています。中でも、にら・ねぎ・だいこん・かぶ・豆類などは、古代から自生しており、唐から宋の時代にかけては、ほうれん草や小豆・インゲンなどが導入されました。近年山東省で栽培されている主な野菜としては、はくさい・ねぎ・しょうが・にんにくなどがありますが、最近ではきゅうり・トマト・じゃがいも・キャベツなどの扱いも増えてきており、野菜の種類が非常に多いことから全国の「キッチンプロジェクト」の中でも重要な基地と言われています。

野菜成長実験観察用温室 野菜乾燥機械


野菜包装機械 野菜選別生産ライン


野菜洗浄機械 野菜低温保存冷凍庫